- ホーム
- 記事一覧
- Google広告の記事一覧
- Google広告のサイトリンク表示オプションとは?文字数・設定方法・表示されない原因を解説
Google広告のサイトリンク表示オプションとは?文字数・設定方法・表示されない原因を解説

サイトリンク表示オプションとは、Google広告の広告文の下に複数のリンクを追加し、ユーザーを目的のページへ直接誘導できる機能です。現在の正式名称は「サイトリンクアセット」で、リンクテキストは全角12文字まで、パソコンでは1つの広告に最大6個まで表示されます。
- 2022年9月に「広告表示オプション」から「アセット」への名称変更が発表され、その後段階的に移行。現在は「サイトリンクアセット」で、管理画面では[キャンペーン]メニューの[アセット]から設定する
- リンクテキストは全角12文字(半角25文字)まで。説明文は2行入力でき、設定は任意だが強く推奨されている
- 表示に必要な最小本数はパソコン・モバイルのいずれも2つ以上。実際に表示されるのはパソコン最大6個・モバイル最大8個(動画キャンペーンはモバイル限定で最大4個)
- Google公式データではキャンペーンあたりのサイトリンクを6個に増やすと、コンバージョン単価を維持したままコンバージョン数が平均3.5%増加
- 設定しても表示されないことがある。原因は本数不足・審査の不承認・広告ランク・リンクテキストの重複やURLのポリシー違反・階層の設定ミスに大別できる
- 自然検索結果に出る「サイトリンク」とは別機能。広告のサイトリンクは広告主が自分で設定できる
Google広告で成果を最大化したいと考えているなら、「サイトリンク表示オプション」を活用することが重要です。この機能は、広告内に複数のリンクを追加することで、ユーザーに多様な行動オプションを提供し、クリック率やコンバージョン率の向上につながる可能性があります。具体的には、ユーザーが求める情報に直接アクセスできるリンクを設定することで、広告のパフォーマンス改善が期待できます。
この記事では、サイトリンク表示オプションの基本的な仕組みから設定方法、具体的な活用イメージ、そして効果測定と最適化のポイントまで詳しく解説します。
なお、「サイトリンク」という言葉は2つの異なる機能を指すため、先に区別しておきます。広告のサイトリンクは広告主が管理画面から自分で設定するもの、自然検索結果のサイトリンクはGoogleが自動生成するもので広告主は直接指定できません。この記事で扱うのは前者、つまりGoogle広告のサイトリンクです。
サイトリンク表示オプションとは
.webp)
サイトリンク表示オプションは、Google広告における「広告表示オプション」の一種で、広告内に追加リンクを設置する機能です。この機能を活用することで、広告に複数のリンクを表示し、ユーザーにさまざまな行動オプションを提供できます。
たとえば、「商品ページ」「キャンペーン情報」「お問い合わせフォーム」など、異なるページへのリンクを一つの広告内にまとめて表示可能です。
広告内のリンクは、主に青色のテキストとして表示され、クリック可能な状態になります。検索ユーザーは、広告の見出しだけでなく、追加されたリンクを選ぶことで、自身の目的に合ったページへ直接移動できます。この仕組みにより、広告主はクリック率の向上やコンバージョン率の増加を狙うことができます。
なお、上記で触れた「広告表示オプション」という名称は現在のGoogle広告では使われていません。Googleは2022年9月に「アセット」への名称変更を発表し、その後段階的に移行しました。この機能の現在の正式名称は「サイトリンクアセット」です。検索や記事によって呼び方が混在しているため、次の見出しで新旧の対応を整理します。
サイトリンク表示オプションを利用するメリット
サイトリンク表示オプションを利用することで得られる主なメリットは以下の通りです。
1. 広告のクリック率(CTR)向上
追加リンクを表示することで、ユーザーの目に留まりやすくなり、クリック率の向上が期待できます。特に、複数のオプションを提供することで、ユーザーのニーズにマッチする可能性が高まります。
2. ユーザー体験の向上
必要な情報に直接アクセスできるリンクを表示することで、ユーザーが迷わず目的のページに到達できます。たとえば、「商品詳細」「レビュー」「割引クーポン」などを個別にリンクすると、ユーザー満足度が上がります。
3. 広告スペースの拡大
サイトリンクを追加することで、広告の表示面積が増え、他の広告と比べて目立つ効果があります。特に競合が多い場合、ユーザーの視線を集める重要な要素となります。
4. コンバージョン率の向上
ユーザーが必要なページへ直行できるため、離脱を防ぎ、購入や問い合わせなどのコンバージョンに繋がりやすくなります。
【関連記事】リスティング広告のクリック率を高める方法と改善ポイント
サイトリンク表示オプションと「アセット」の違い|2022年9月の名称変更発表
サイトリンクについて調べると「広告表示オプション」と「アセット」の2つの呼び方が出てきます。これは同じ機能を指しており、Googleが2022年9月に名称変更を発表した後、ヘルプと管理画面の表記が段階的に「アセット」へ移行したためです。古い解説記事は旧名称のまま書かれていることが多く、管理画面を開いたときにメニューが見つからない原因になります。
新旧の対応は以下の通りです。管理画面で操作する際は右列の名称を探してください。
| 旧名称(2022年10月まで) | 現在の名称 | 管理画面での場所 |
|---|---|---|
| 広告表示オプション | アセット | [キャンペーン]メニューの[アセット] |
| サイトリンク表示オプション | サイトリンクアセット | [キャンペーン]→[アセット]→「サイトリンク」 |
| コールアウト表示オプション | コールアウトアセット | 同上 |
| 電話番号表示オプション | 電話番号アセット | 同上 |
| 構造化スニペット表示オプション | 構造化スニペットアセット | 同上 |
本記事では検索されている呼び方に合わせて「サイトリンク表示オプション」を主に使いますが、管理画面での操作手順はすべて現行UIの「アセット」表記に沿って解説します。
出典:New tools to create more engaging ads - Google公式ブログ
【関連記事】Google広告の広告表示オプション(アセット)とは?12種類の特徴と使い分け
サイトリンクの入稿規定と表示される本数
サイトリンクは入稿規定を満たしていないと審査に通らず、また規定を満たしても必ず表示されるわけではありません。入稿できる文字数と、実際に表示される本数は別の話なので分けて押さえます。
文字数などの入稿規定
| 項目 | 上限(全角) | 上限(半角) | 必須 |
|---|---|---|---|
| リンクテキスト | 12文字 | 25文字 | 必須 |
| 説明文(2行) | 2行入力可。Google Ads APIでは各1〜35文字で、入力時は2行とも設定。管理画面の制限も確認 | 任意(推奨) | |
| 最終ページURL | 原則として広告の最終ページURLと同一ドメイン | 必須 | |
| リンクテキストの重複 | 複数のサイトリンクで同じリンクテキストは使用できない | — | |
リンクテキストは全角12文字と短いため、「無料相談はこちら」ではなく「無料相談」のように削る判断が必要です。リンクテキストが短いほど表示できるリンク数が増えるとされています。また「!」のような感嘆符や文頭の句読点、「►」などの記号は、ユーザーの目を引くことだけを目的とした場合は使用できません。
説明文は2行入力できます。Google Ads APIの公式仕様では各行1〜35文字で、入力する場合は2行とも設定が必要です。日本語など全角文字の扱いは入力環境によって異なる可能性があるため、入稿時は管理画面の入力欄に表示される制限も確認してください。説明文を追加しても表示できるリンクの数は減らないため、設定が強く推奨されています。
リンク先は原則として広告と同一ドメインですが、大手オンライン販売店やSNSアカウント、YouTube動画など限られた状況では第三者サイトへのリンクも認められています。その場合はリンクテキストからリンク先がわかるようにし、完全なドメイン名を含める必要があります。
実際に表示される本数
設定した数がそのまま出るわけではありません。表示に必要な最小本数と、実際に表示される最大本数はキャンペーンの種類によって異なります。
| 掲載先 | 表示に必要な最小本数 | 表示される最大本数 | 表示形式 |
|---|---|---|---|
| 検索広告・P-MAX(パソコン) | 2つ以上 | 最大6個 | 1〜2行にまたがり、上下または横並びで表示 |
| 検索広告・P-MAX(モバイル) | 2つ以上 | 最大8個 | 基本は横並びのカルーセル形式。検索結果の最上部では1行1リンクで表示される場合がある |
| 動画キャンペーン(YouTube) | 2つ以上 | 最大4個 | 動画広告の下に表示。モバイル限定 |
| デマンドジェネレーション | — | 最大4個 | スキップ可能なインストリーム広告で配信。パソコン・モバイルに対応 |
混同されやすい点を2つ補足します。1つは最小本数で、パソコンとモバイルのいずれの場合も2つ以上が必要です。「モバイルは1つでよい」と書かれた情報も見かけますが、Google広告ヘルプの記述は両デバイスとも2つ以上です。
もう1つは「サイトリンクは最大4個」という記述です。これは動画キャンペーンとデマンドジェネレーションの上限であり、検索広告とP-MAXではパソコン6個・モバイル8個です。動画キャンペーンのサイトリンクはモバイルにしか表示されませんが、デマンドジェネレーションはパソコンとモバイルの両方に対応します。どのキャンペーンの話かを確認してください。
サイトリンクは何個用意すべきか
設定できる本数には余裕があるため、表示枠より多めに用意してGoogleに選ばせるほうが機会損失を防げます。この点についてはGoogleが公式に数値を示しています。
- キャンペーンあたりのサイトリンク数を6個に増やすと、コンバージョン単価を同程度に維持したまま、コンバージョン数が平均3.5%増加(出典:Google内部データ/期間 2025年5月15日〜5月24日)
- サイトリンクを使ってレスポンシブ検索広告のアセットの充実度を「低い」から「非常に高い」に改善した広告主は、コンバージョン数が平均15%増加(出典:Google内部データ/期間 2025年8月15日〜8月20日)
したがってまずアカウント単位で4つ以上、トラフィックの多いキャンペーンや広告グループには説明文付きで6個以上を用意するのが公式に推奨されている進め方です。モバイル向けにも2つ以上を確保してください。
なお料金面では、サイトリンクのクリック料金は広告見出しがクリックされた場合と同額です。1回のインプレッションで費用が発生するのはクリック2回までなので、リンクを増やしても課金が無制限に膨らむわけではありません。
サイトリンクが使えるキャンペーンの種類
サイトリンクは検索キャンペーン、YouTube上の動画キャンペーン、検索向けAdSense、P-MAXキャンペーン、デマンドジェネレーションに対応しています。ディスプレイキャンペーン単体では設定対象外です。
出典:サイトリンク アセットについて - Google 広告 ヘルプ/サイトリンク アセットの要件 - Google 広告ポリシー ヘルプ/SitelinkAsset - Google Ads API
サイトリンク表示オプションの設定方法

サイトリンク表示オプションの設定は、Google広告の管理画面から簡単に行えます。
ここでは、具体的な設定手順や注意点を解説します。初心者でも迷わず進められるよう、画面操作を想定しながら詳しく説明します。
1. Google広告管理画面にログイン
最初に、Google広告アカウントにログインします。サイトリンクはアカウント・キャンペーン・広告グループ(P-MAXはアセットグループ)の各単位で設定できます。全キャンペーンで共通のリンクはアカウント単位、訴求を出し分けたい場合は広告グループ単位に設定します。
ここで押さえておきたいのが階層の考え方です。上位階層のサイトリンクは下位階層のものを上書きするのではなく、掲載結果の向上が見込まれる場合、上位階層で作成したサイトリンクは下位階層のものと一緒に表示されます。たとえばアカウント単位とキャンペーン単位の両方に設定していれば、両者が混ざって表示される可能性があります。まずアカウント単位で作るほうが短時間で広く表示されるため、公式にもアカウント単位から着手することが推奨されています。
2. [キャンペーン]メニューの[アセット]を開く
管理画面の[キャンペーン]メニューから[アセット]に移動します。かつての「広告表示オプション」というメニューは現在存在しません。「広告とアセット」という表記の解説記事も出てきますが、これも過去のUIです。旧UIの記事を見ながら操作すると迷うため、この階層を目印にしてください。
3. サイトリンクを作成
アセットの一覧が表示されたら、プラスボタンをクリックして「サイトリンク」を選びます。設定画面で以下の情報を入力します。
- 追加先:プルダウンから、アカウント/キャンペーン/広告グループのどの階層に紐づけるかを選択
- アセット:新しく作る場合は「新規作成」、既存のものを使う場合は「既存のものを使用」を選択
- リンクテキスト:広告に表示されるリンクのテキスト(全角12文字以内。例:割引クーポン、商品の特徴など)
- 最終ページURL:リンク先のページURL(例:https://example.com/campaign)
- 説明文(オプション):リンク内容の補足情報を2行まで入力できる。省略可だが公式に強く推奨されている
「サイトリンクを追加」をクリックすれば、続けて複数のサイトリンクを作成できます。
4. 保存して適用
すべての情報を入力したら「保存」をクリックし、設定内容を適用します。その後、広告プレビューでサイトリンクが正しく表示されているかを確認してください。審査には通常1営業日程度かかるため、入稿直後に表示されなくても異常ではありません。
設定時の注意点とベストプラクティス
サイトリンク表示オプションの設定時には、以下のポイントを押さえることで効果を最大化できます。
1. リンク先のページがユーザーにとって有益であること
設定するリンク先は、ユーザーのニーズに応える内容である必要があります。たとえば、キャンペーン情報をリンクとして設定する場合は、割引や特典がすぐに確認できるページを指定しましょう。
2. デバイスごとの最適化
モバイルユーザー向けに最適化されたページをリンク先に設定することが重要です。リンク先ページの表示速度や操作性を改善することで、モバイルでの離脱を抑える効果が期待できます。
3. リンク数を調整する
サイトリンクは、最低2つ以上のリンクを設定することが推奨されています。より多くのリンクを設定すると、広告のクリック率が向上する可能性がありますが、関連性のないリンクを追加しないよう注意しましょう。
4. 定期的なパフォーマンス確認
設定後も、クリック率やコンバージョン率を分析し、必要に応じてリンク内容や順序を見直しましょう。パフォーマンスが低いリンクは削除や改善を検討してください。
5. ユーザー視点を優先する
リンクテキストはシンプルでわかりやすい表現を心がけましょう。ユーザーが次に何をすべきかを明確に示すことで、広告効果が向上します。
6. リンクテキストを重複させない
Google広告のポリシーでは、複数のサイトリンクで同じリンクテキストを使用することは認められていません。リンク先URLの重複は現行の公式要件で一律に禁止されていませんが、ユーザーに異なる選択肢を提示するというサイトリンクの目的を踏まえ、それぞれ関連性の高い異なるページを設定することをおすすめします。
サイトリンク表示オプションの活用例

サイトリンク表示オプションは、業種や目的に応じて柔軟に活用できます。
ここでは、具体的な活用イメージと業種別のポイントを解説します。
効果的な活用方法
例1: Eコマースサイトの売上向上
あるEコマースサイトで、以下のリンクを設定したとしましょう。
- 「新商品一覧」
- 「セール情報」
- 「会員登録ページ」
- 「お問い合わせ」
そうすることで、特定の商品だけでなくセールページや会員登録ページへの訪問機会も増やせます。ユーザーが求めるページに直行できるため、離脱の抑制やコンバージョン率の改善、売上向上につながる可能性があります。
例2: サービス業の予約数アップ
例えば、地域密着型の美容院で、「オンライン予約」「メニュー一覧」「アクセス情報」のリンクを活用した場合、予約ページへのアクセスが増え、広告費用対効果(ROAS)が向上すると考えられます。
例3: B2B企業のリード獲得
例えばB2B企業では、資料請求ページや事例紹介ページのリンクを活用できます。潜在顧客がサービス内容を具体的に理解しやすい導線を作ることで、資料請求の増加が期待できます。説明文は、リンク先の内容を補足し、クリック判断を助ける情報として活用しましょう。
業種別の活用ポイント
1. Eコマース
- おすすめリンク: 新商品、セール情報、人気商品ランキング
- 目的: 購入機会の最大化と顧客の興味を引く情報提供
- ポイント: 季節ごとのキャンペーンやセールリンクを積極的に更新
2. 飲食業
- おすすめリンク: メニュー、予約ページ、クーポン情報
- 目的: 集客率の向上と顧客体験の向上
- ポイント: モバイルユーザー向けにクリックしやすいリンクを用意
3. B2Bサービス
- おすすめリンク: 資料請求、成功事例、サービス詳細
- 目的: 見込み顧客のリード獲得
- ポイント: 業種別の事例紹介や信頼性の高いコンテンツを追加
4. 教育・スクール業界
- おすすめリンク: コース案内、無料体験、学習プログラム紹介
- 目的: 問い合わせ数や体験申し込み数の増加
- ポイント: 視覚的にわかりやすいリンクテキストと具体的な説明文を活用
Yahoo!広告「クイックリンクアセット」との違い
リスティング広告をGoogleとYahoo!の両方で運用している場合、同じ機能がYahoo!広告では「クイックリンクアセット」という別の名称になっている点に注意が必要です。考え方は共通ですが、入稿規定が異なるため同じ原稿をそのまま流用できない場合があります。
| 項目 | Google広告 | Yahoo!広告 |
|---|---|---|
| 機能名 | サイトリンクアセット (旧:サイトリンク表示オプション) |
クイックリンクアセット |
| 管理画面での場所 | [キャンペーン]→[アセット] | [広告表示アセット]で確認 |
| リンクテキスト | 全角12文字(半角25文字) | 媒体の最新の入稿規定を確認 |
| 設定できる階層 | アカウント/キャンペーン/広告グループ/アセットグループ | アカウント/キャンペーン/広告グループ |
両媒体で運用する場合は、リンクテキストを短い側の規定に合わせて作ると使い回しが効きます。なお本記事で数値を明記しているのはGoogle広告側のみです。Yahoo!広告の文字数・階層・表示本数は変更されることがあるため、入稿前に必ず媒体の公式ヘルプで最新の値を確認してください。
出典:クイックリンクアセットとは - LINEヤフー広告 ヘルプ
サイトリンク表示オプションの効果測定と最適化

サイトリンク表示オプションを効果的に活用するには、設定後のパフォーマンスを分析し、必要に応じて最適化を行うことが重要です。
ここでは、効果測定の方法と、さらに効果を高めるための最適化手法を解説します。
パフォーマンスの分析方法
1. Google広告管理画面でデータを確認
Google広告の管理画面で、サイトリンクごとのパフォーマンスデータを確認できます。
特に注目すべき指標は以下の通りです。
- クリック数:どのリンクが最もクリックされているかを把握する
- クリック率(CTR):ユーザーがリンクを選択した割合
- コンバージョン数:リンク先で達成された成果(購入、問い合わせなど)
- インプレッション数:リンクが表示された回数
2. サイトリンク単位での比較
サイトリンクごとのデータを比較することで、パフォーマンスの良いリンクと改善が必要なリンクを見極められます。
3. デバイス別データの分析
モバイル、PC、タブレットなど、デバイス別のパフォーマンスを分析することも重要です。特にモバイルでは、短いテキストと直感的なリンクが効果的です。
4. Google Analytics(GA)との連携
Google Analytics 4(GA4)と連携することで、平均エンゲージメント時間やエンゲージメント率、直帰率など、リンク先ページでの行動を確認できます。サイトリンクごとに異なるリンク先やURLパラメータを設定して判別できるようにし、広告データと合わせて分析しましょう。
効果を最大化するための最適化手法
1. 定期的なリンク内容の更新
リンク先ページの内容を定期的に見直し、最新情報を提供することが重要です。特にセールやキャンペーンページをリンクしている場合、イベント終了後にリンクを変更することで無駄なクリックを防げます。
2. パフォーマンスの悪いリンクを改善
クリック率やコンバージョン率が低いリンクは、テキストの見直しやリンク先のページ内容を改善する必要があります。たとえば、「詳細はこちら」という曖昧な表現を「〇〇をチェック」に変更するだけでクリック率が向上するケースがあります。
3. デバイスごとの最適化
モバイルユーザー向けには、短いテキストや直感的なナビゲーションが効果的です。デバイス別の実績を比較し、リンク先ページの表示速度や操作性を改善しましょう。
4. リンク別の比較検証
Googleは表示するサイトリンクを自動で選ぶため、単純な実績比較は厳密なA/Bテストにはなりません。十分なデータが蓄積した期間でリンク別のクリック率やコンバージョン率を比較し、必要に応じてキャンペーンのテスト機能も活用して改善しましょう。
5. ターゲットユーザーに合わせたカスタマイズ
地域やユーザー層ごとにリンク内容をカスタマイズすることで、よりパーソナライズされた広告体験を提供できます。これにより、クリック率やコンバージョン率の改善が期待できます。
6. クリック数が増えても成果が伸びない場合の確認
サイトリンクは広告内のクリック機会を増やすため、クリック数だけが増えてコンバージョンが伴わない場合は、リンク先との関連性やクリックの質を確認する必要があります。Google広告では多くの無効なアクティビティをリアルタイムで除外し、一部は請求後に検出してクレジットを発行しています。管理画面の無効クリック数や無効なアクティビティのクレジット、リンク別のコンバージョン率を合わせて確認してください。
出典:無効なアクティビティのクレジット レポートについて - Google 広告 ヘルプ
【関連記事】リスティング広告の効果的な分析方法と最適化のポイント
【関連記事】Google広告の無効なクリックとは?増加はアドフラウドの兆候かも
サイトリンクが表示されない原因と対処法

サイトリンク表示オプションを利用する際には、さまざまな疑問が生じることがあります。
ここでは、特によくある質問とその解決方法を解説します。
まず、「設定したのに表示されない」場合は原因を上から順に切り分けると特定が早くなります。よくある原因と確認方法を整理しました。
| # | 原因 | 確認方法 | 対処 |
|---|---|---|---|
| 1 | 本数が足りていない | アセット一覧で有効なサイトリンク数を数える | パソコン・モバイルとも2つ以上を用意する(推奨は6個以上) |
| 2 | 審査で不承認になっている | アセットのステータス列を確認 | 記号の使用や文字数超過を修正して再審査に出す |
| 3 | 広告ランクが足りていない | 掲載位置、入札、広告とリンク先ページの品質を確認 | 入札と広告品質を見直し、広告ランクの改善を図る |
| 4 | リンクテキストの重複やURLのポリシー違反 | 同一階層内のリンクテキストとリンク先ドメインを確認 | リンクテキストを固有にし、原則として広告と同一ドメインを指定する |
| 5 | 設定した階層が配信対象外 | 「追加先」の階層と配信中のキャンペーンが一致しているか確認 | 配信中の階層に紐づけ直す |
なお前提として、サイトリンクは条件を満たした広告に「掲載結果の向上が見込まれる場合」に表示される仕組みです。設定した内容が常に全部出るわけではなく、表示方法もデバイスや掲載位置によって変わります。規定を満たしていても毎回表示されるとは限らないため、表示回数がゼロでない限りは異常ではありません。
逆にインプレッション数が想定を下回っている場合は、サイトリンクの本数を増やすことが公式に推奨されている対処です。既存のリンクを直すより、選択肢を足すほうが効くケースがあります。
サイトリンクが表示されない場合の対処法
1. サイトリンクが表示される条件を確認
サイトリンクは必ずしもすべての検索結果で表示されるわけではありません。
Googleのアルゴリズムは以下の要素に基づいてサイトリンクの表示を決定します。
- 広告ランク:入札単価、広告とリンク先ページの品質、広告ランクの下限値、検索時の状況、アセットの見込み効果などをもとに算出されます。
- 広告の掲載位置:アセットを表示できるスペースは限られるため、掲載位置の高い広告が優先されます。
2. サイトリンクの設定を再確認
- リンクテキストやURLのエラー:テキストやURLに誤りがないか確認してください。
- 最低リンク数の確保:Googleは、2つ以上のサイトリンクが設定されていないと表示しない場合があります。
3. キャンペーンや広告グループの設定を見直す
- ターゲティングの調整:地域やデバイスのターゲティング設定が適切でない場合、表示されないことがあります。
- 配信スケジュールの確認:広告の配信時間帯が限定されている場合、該当時間外ではサイトリンクも表示されません。
4. Googleサポートに問い合わせる
原因が特定できない場合は、Google広告のサポートに相談することが有効です。
アカウントの詳細を共有することで、適切なアドバイスが得られます。
【関連記事】Google広告の品質スコアを上げる11の改善方法
他の広告表示オプションとの併用方法
1. サイトリンクと他の表示オプションの併用のメリット
- コールアウト表示オプション:商品やサービスの特徴を補足的に強調できます。たとえば、サイトリンクで「キャンペーンページ」への誘導を行い、コールアウトで「送料無料」や「期間限定割引」といった魅力を伝えることが効果的です。
- 構造化スニペット:具体的なカテゴリや商品リストを追加することで、ユーザーに詳細な情報を提供できます。
2. 設定時の注意点
- リンクの重複を避ける:サイトリンクと他の表示オプションが重複しないように設計します。たとえば、同じ内容をコールアウトとサイトリンクで繰り返すと効果が薄れます。
- 表示のバランスを意識:複数の表示オプションを設定しすぎると、広告が煩雑に見える場合があります。ユーザーにとってわかりやすい構成を心がけましょう。
まとめ
Google広告の「サイトリンク表示オプション」は、広告の成果改善に役立つ機能です。追加リンクを活用することで、広告のクリック率(CTR)やコンバージョン率の向上が期待でき、ユーザーにとって便利で直感的な広告体験を提供できます。
本記事では、サイトリンクの基本的な仕組みから設定方法、活用イメージ、効果測定と最適化のポイントまで詳しく解説しました。あらためて要点を整理すると、現在の正式名称は「サイトリンクアセット」で管理画面は[キャンペーン]→[アセット]、リンクテキストは全角12文字、表示に必要な最小本数はパソコン・モバイルとも2つ以上で、表示されるのはパソコン最大6個・モバイル最大8個です。表示されない場合は本数・審査・広告ランク・リンクテキストやURLの要件・階層を順に確認してください。
本数については、Googleの公式データで「6個に増やすとコンバージョン数が平均3.5%増加」と示されているため、まずアカウント単位で4つ以上、主要なキャンペーンには説明文付きで6個以上を用意することから始めるのが確実です。
さらに、広告運用におけるパフォーマンスの向上を目指すなら、当社が提供するアドフラウド対策ツール「Spider AF」をぜひご検討ください。サイトリンクでクリック率を高めても、そのクリックが無効クリックであれば成果にはつながりません。Spider AFは無効クリックの検知と排除を自動化し、広告費の無駄を削減して、より高い投資対効果を実現します。
よくある質問
サイトリンク表示オプションと広告表示オプション(アセット)の違いは何ですか?
広告表示オプションは広告に情報を追加する機能全体の旧称で、サイトリンク表示オプションはその一種です。Googleは2022年9月に「アセット」への名称変更を発表し、その後表記が段階的に移行しました。現在の管理画面では[キャンペーン]メニューの[アセット]から設定し、サイトリンク表示オプションの正式名称は「サイトリンクアセット」です。
サイトリンクのリンクテキストは何文字まで設定できますか?
リンクテキストは全角12文字(半角25文字)までです。日本語・中国語・韓国語などの全角文字言語は12文字、それ以外のほとんどの言語は半角25文字が上限です。説明文は2行入力でき、Google Ads APIの公式仕様では各行1〜35文字で、入力する場合は2行とも設定が必要です。日本語など全角文字の扱いは入力環境によって異なる可能性があるため、管理画面の制限も確認してください。説明文の設定は任意ですが、追加しても表示できるリンク数は減らないため公式に強く推奨されています。
サイトリンクは最低いくつ設定すれば表示されますか?
パソコンとモバイルのいずれの場合も2つ以上のサイトリンクが必要です。検索広告とP-MAXで実際に表示される最大本数はパソコンで最大6個、モバイルでは最大8個です。モバイルは基本的にカルーセル形式ですが、検索結果の最上部では1行1リンクで表示される場合があります。動画キャンペーン(YouTube)はモバイル限定で最大4個、デマンドジェネレーションはパソコン・モバイルとも最大4個です。ただし最小本数を満たしても必ず表示されるわけではなく、掲載結果の向上が見込まれる場合に表示されます。なおGoogleの公式データでは、キャンペーンあたりのサイトリンクを6個に増やすとコンバージョン単価を維持したままコンバージョン数が平均3.5%増加すると示されています。
サイトリンク表示オプションを設定する主な目的は何ですか?
主な目的は、1つの広告から複数の遷移先を提示して広告の占有面積とクリック率を高め、ユーザーを目的のページへ最短で送ることです。検索意図が枝分かれするキーワードでも、ユーザー自身が必要なページを選べるため、離脱を抑えてコンバージョンにつながりやすくなります。
検索結果に出る「サイトリンク」と広告のサイトリンクは同じものですか?
別のものです。自然検索結果の下に表示されるサイトリンクはGoogleが自動生成するもので、広告主が直接設定することはできません。一方、広告のサイトリンク(サイトリンクアセット)はGoogle広告の管理画面から広告主自身がリンクテキストとリンク先URLを指定して設定します。この記事で解説しているのは後者です。
▶︎▶︎【無料】2026年アドフラウド調査レポート(通年版)公開中◀︎◀︎
Spider AFが60億件超のクリックデータを解析した結果、アドフラウドの推定被害額は年間1,591億円超(前年比+82億円)に達することが判明しました。
さらに、AI最適化配信における不正率は最大5.2%と媒体内平均の約2倍。MFA(広告収益目的サイト)は前年比1,409%と異常増殖しており、広告予算が意図しない配信先に流出するリスクが急拡大しています。
レポートでは、AI広告時代の新たな脅威と具体的な対策を、最新データとともに無料で公開しています。
- ホーム
- 記事一覧
- Google広告の記事一覧
- Google広告のサイトリンク表示オプションとは?文字数・設定方法・表示されない原因を解説

.png)









