無効クリック率43.5%・CPA高騰の危機から、CPA59%改善・新規患者数60%増を実現! 外科系専門クリニックの無効クリック対策
関東近郊の外科系専門クリニックでは、2026年7月中旬から特定のIPによる無効クリックが急増。
無効クリック率は7.5%から43.5%へ跳ね上がり、CPA高騰と新規患者数の減少を招いていました。手動のIPアドレス除外では追いつかない状況の中、Spider AF導入後、CPAは17,000円から7,000円へ59%改善し、新規来院数は46名から74名へ60%増加しました。
本クリニックの広告運用を担当する広告代理店の運用担当者様に、当時の状況と対策の実際を伺いました。
導入効果サマリー
- CPA:17,000円 → 7,000円(59%改善)
- 新規来院数:46名 → 74名(60%増加)
- 91件のIPアドレスを自動遮断(手動除外17件の5倍超・8月23日時点)
- アクセスログ分析・手動IP除外の作業がほぼ不要に
課題:無効クリック率が7.5%から43.5%へ急増、手動のIP除外では「追いつかない」
-本日はよろしくお願いします。まず、貴社で広告運用を担当される中で、Spider AFを導入される前はアドフラウドについてどの程度認識されていましたか?
「無効クリックを自動判定し、課金対象から除外してくれる」という程度の認識でした。
-導入前は具体的にどのような課題を抱えていらっしゃいましたか?
2026年7月中旬以降、特定の回線からの無効クリックが突如として急増しました。
6月に約60件(無効クリック率7.5%)だった無効クリックが、7月には約800件(同43.5%)に達し、日によっては無効クリック率が70%を超える日もありました。
特定の地域でクリック率が40〜50%に達するなど、明らかな異常が見られました。その結果、CPAの高騰(7月:約17,000円)と新規患者数の減少につながっていました。
-無効クリック率43.5%は大きな影響ですね…。異常に気づかれてからは、どのように対応されていたのでしょうか?
サーバーのアクセスログを取得し、IPアドレスを抽出・集計したうえで、Google広告のアカウント単位で手動によるIPアドレス除外を行っていました。
ただし相手がIPアドレスを数日単位で切り替えてくるため、ログを取得して手動で除外を追加する運用では追いつかず、限界を感じていました。
Spider AFを選んだ理由:「手作業でのIP除外から解放される」
-手動対応では限界があったとのことですが、そうした中でSpider AFを知り、最初に魅力を感じたのはどの点でしたか?
「手作業でのIP除外から解放される」というのが率直な印象でした。
Google広告とAPI連携し、検知した不正アクセス元を自動で除外リストに反映してくれる点が、まさに当時直面していた「IPを切り替えて再開してくる相手に人力で追いつけない」という課題への答えだと感じました。
IPアドレス単体ではなく行動パターンからも判定する点、GTM経由のタグ設置だけでサイト側の改修がほぼ不要な点も、導入のハードルが低いと感じました。
-『対策の自動化』が、まさに当時の課題に合っていたんですね。実際に導入を検討するうえでは、ほかにどのような点を重視されましたか?
重視した順に、以下の3点です。
1. 検知精度:IPを切り替えながらクリックしてくる相手を、IP以外の識別子(行動パターン等)で捕捉できること
2. 運用工数:Google広告へのAPI連携により、検知から除外設定までを自動化できること。
少人数で複数クライアントを担当しているため、ログ分析と手動除外を継続する工数は現実的ではありませんでした。
3. 対応媒体:Google広告だけでなくYahoo!広告も運用しているため、両媒体に対応できること
-精度や工数、複数媒体への対応まで含めて検討されていたとのことですが、最終的に導入を決断された経緯と、一番の理由は何でしたか?
7月中旬の急増以降、アクセスログ分析と手動でのIP除外で対応していましたが、相手がIPを切り替えるたびに数日〜1週間の遅れが生じ、根本対策にならないことが明らかになりました。
そこで7月にGoogle広告とのAPI連携・計測タグの設置を実施し、8月にはYahoo!広告との連携・オーディエンス除外を有効化しました。
最終的な決め手は、「検知から除外までを自動化できること」と「Google・Yahoo!の両媒体を一元的に対策できること」の2点です。
国内ツールで日本語のサポートを受けられる点も安心材料でした。
診断で判明:Google側の判定だけでは捕捉しきれないアクセス元が「想定以上に存在していた」
-手動対応だけでは根本的な解決が難しかったことが、大きな決め手になったと。実際にSpider AFで計測してみて、導入前の想定とのギャップはありましたか?
導入前は、Google広告の管理画面上で無効クリックが月700件以上(無効クリック率43.5%)と判定されていることは把握していましたが、「Google側の判定では捕捉されず、課金対象となっている分」がどの程度あるかは、こちらでは確認するすべがありませんでした。
Google側が既に約半数を無効判定していたため、捕捉されないアクセスは限定的ではないかと想定していました。
しかし実際に導入してみると、8月23日時点で91件のIPアドレスが自動遮断されており、手動で特定・除外できていた17件をはるかに上回る規模でした。Google側の判定だけでは捕捉しきれない不正アクセス元が、想定以上に存在していたことが分かりました。
手動対応で除外できていたのは17件。Spider AFはその5倍を超える91件を自動で遮断していました。Google側の判定だけでは捕捉しきれないアクセス元が、想定以上に存在していたことが分かりました。
導入後の効果:CPAは17,000円から7,000円へ59%改善、新規来院数は60%増加!
-Google側の判定だけでは捉えきれないアクセスが、想定以上にあったことが分かります。実際に運用を始めてから、特に変化を感じたのはどのような点でしょうか?
大きく実感しているのは次の4点ですね。
①Google広告・Yahoo!広告の両方にAPI連携でき、一元的に対策できること
②検知したIPアドレスと重複クリック数が管理画面で確認できるため、クライアントへの報告資料として「○件のIPを自動遮断済み」という具体的な実績を示せること
③導入後は、これまで行っていたアクセスログの取得・分析・手動除外の作業がほぼ不要になったこと
④検知から遮断までの反映に当初2〜3日を要しましたが、運用を続ける中で短縮され、8月下旬には新たな発信元の出現から1日で停止できるようになったこと
-運用工数だけでなく、報告のしやすさや遮断までのスピードにも変化が出ていたとのことですが、数値面ではどのような効果がありましたか?
CPAが17,000円から7,000円に改善(59%減)。
KPIである新規の来院数が46名から74人に増加(60%増加)しました。
-CPAや新患数にも明確な変化が表れています。こうした成果を受けて、クリニック様からの反応はいかがでしたか?
クライアントであるクリニックの院長ご自身が管理画面の地域別データから異常に気づかれ、ご不安をお持ちだった状況から、「対策ツールが○件のIPを自動遮断している」という具体的な実績を継続的にご報告できるようになったことで、安心していただけました。
8月下旬には無効クリックの収束をご報告でき、9月以降は無効クリックに関するお問い合わせはなくなり、打ち合わせの議題は配信地域の見直しや予算増額といった通常の運用改善へ移行しています。
新患数の回復と併せて、広告投資を拡大する判断をしていただけたことが、何よりの評価と受け止めています。
-具体的な数値で対策状況を共有できるようになり、その後は通常の運用改善へ話題が移っていったということですね。データの見方や運用上の判断にも変化はありましたか?
大きく変わりました。無効クリックの急増時は、自動入札の学習データが汚染され、地域別・検索語句別のデータも実需を反映していない状態でした。導入後はノイズが取り除かれたことで、以下の判断が可能になりました。
・地域別のクリック率・CV数が信頼できる数値に戻ったため、一時除外していた地域の配信再開や、配信エリア全体の再設計を判断
・検索語句レポートを実需ベースで分析できるようになり、除外キーワードやマッチタイプの見直しに着手
「本当に見るべきデータが見えるようになった」というのはまさにその通りで、以前は「この数字は無効クリックの影響か、実需か」という切り分けに時間を取られていましたが、現在はデータをそのまま運用判断に使える状態になっています。
Spider AFはどんな企業におすすめ?
-無効クリックの影響を切り分けられるようになり、データをそのまま運用判断に使えるようになったことは大きな変化だと思います。今回のご経験を踏まえて、Spider AFは特にどのような企業に向いていると思いますか?
まず、医療機関など1件あたりのコンバージョン価値やクリック単価が高い業種ですね。少数の無効クリックでも学習データに大きな影響が出てしまうので、対策を入れる費用対効果が非常に感じられやすいと思います。
次に、特定のエリアに絞って配信している地域密着型のビジネスです。配信地域が限られていると、競合や悪意あるアクセスが集中しやすい構造があるんですよね。
それから、自動入札を活用している広告主様にも、対策の重要性は高いと感じます。
あとは弊社のように少人数で複数のアカウントを運用している広告代理店やコンサルティング会社ですね。手動でのログ分析や除外設定に工数を割けない体制であっても、自動化によってしっかりと対策を継続できる点がメリットだと思います。
無効クリックへの対応に追われる状態から、本来の広告運用や改善に注力できるようになったことがよく分かります。本日は貴重なお話をありがとうございました!
まとめ:無効クリック対策が「守り」から「攻めの広告運用」への転換点に
本事例(外科系専門クリニック)のポイントは以下の3点です。
- 課題:無効クリック率が7.5%から43.5%へ急増し、CPAが約17,000円まで高騰。手動のIP除外では回線を切り替える相手に追いつけなかった
- 解決策:Spider AFをGoogle広告・Yahoo!広告の両方にAPI連携し、検知から除外までを自動化。91件のIPアドレスを自動遮断(手動除外17件の5倍超)
- 効果:CPAは7,000円へ59%改善、新規来院数は46名から74名へ60%増加。無効クリックによるノイズが減少し、データに基づく運用改善が可能に
クリック単価や1件あたりのコンバージョン価値が高い医療機関では、少数の無効クリックでも広告運用への影響が大きくなる可能性があります。
「CPAが急に高騰した」「特定地域のクリック率が異常に高い」同じ兆候に心当たりがあれば、まずは無料診断で自社広告の実態を確認してみてください。

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