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Facebook広告で効果測定はなぜ必要?KPIや効果測定手段も解説

Facebook広告で効果測定はなぜ必要?KPIや効果測定手段も解説
Facebook広告は、有効な集客手段の1つです。このFacebook広告の効果を高めるには、その前段で効果測定を行うことが欠かせません。本記事では、Facebook広告で効果測定を行う必要性やKPI、手段などを解説します。
目次

Facebook広告は、有効な集客手段の1つです。

Facebook広告の効果を最大限高めるには、効果測定を行うことが欠かせません。

その為には、Facebook広告において効果測定を行うためのKPIや手段を把握する必要があります。

また、効果測定結果を活かして、Facebook広告を改善することも必須です。本記事では、Facebook広告で効果測定を行う必要性・KPI・手段などを解説していきます。

関連記事:SNS広告の費用相場や費用対効果を高めるテクニックなどを一挙解説

Facebook広告で効果測定を行う必要性

ここでは、Facebook広告で効果測定を行う必要性を3つ解説します。

引用:テストでFacebook広告の効果を測定する

正確な現状把握

効果測定により、Facebook広告運用の現状を正確に把握できます。

Facebook広告運用は、単にコンバージョン数だけを追うだけでは不十分です。

獲得コスト・クリック率・コンバージョン率など、さまざまな指標を把握する必要があります。

そうすることで広告効率を向上させることが可能なので、効果測定が不可欠です。

運用改善につながる知見の獲得

Facebook広告の効果測定は、運用改善のヒントとなります。

特に、Facebook広告の運用は費用対効果が重要であり、コンバージョンがどれだけあっても費用対効果が悪ければ利益確保には繋がりません。

効果測定は、費用対効果の悪さを引き起こす原因を特定し、改善策を見つけるために有効です。

市場の把握

Facebook広告の効果測定は、自社の状況だけでなく市場全体を把握するためにも有効です。

業種によっては、繁忙期は競争が激しくなり、広告のコストが上昇する傾向があります。

ただ、競合の新サービスなどで、業種問わず広告のコスト上昇はいつでも起こり得ます。

また、繁忙期や閑散期は毎年同じとは限りません。そのため、効果測定を通じて市場の動向を常に把握することが重要です。

Facebook広告の効果測定に活用できるKPI

ここでは、Facebook広告の効果測定に活用できるKPIを5つ解説します。

関連記事:ROI・ROAS・CPAの違いとは?各指標を学んで広告投資効果を測定しよう!

投稿のリーチ数

「投稿のリーチ数」とは、投稿を閲覧したユーザー数のことです。

リーチ数が高いほど、多くの人に投稿が表示されていることになります。

また、リーチ数をファン数で割るとリーチ率を求めることが可能です。

関連記事:リーチとフリークエンシーの違いとは?設定方法と正しく理解すべき指標

いいね!数

いいね!数とは、ページに「いいね!」を押したユーザー数を指します。

投稿に対する「いいね!」とは異なり、企業ページに直接「いいね!」を押すと、ユーザーは同時にページをフォローすることになります。

つまり、ページへの「いいね!」の数が増えると、ページを見てくれる人の数も増えることになるのです。

そのため、重要な指標の一つと言えます。

エンゲージメント数

「エンゲージメント数」とは、投稿に対して「いいね!」やコメントなどのアクションを実行したユーザーの合計数で、アクションタイプごとの内訳も含まれます。

また、エンゲージメント数をリーチ数で割ると、エンゲージメント率が算出できます。エンゲージメントは、ユーザーのページに対する好感度を示す指標として有効です。

流入数

「流入数」とは、広告や投稿のリンク経由で、Webサイトに遷移したユーザー数を示す指標です。

自社サイトへのアクセス増加や広告効果の測定に有用で、エンゲージメントから分析します。

ユーザー属性

広告効果の指標として、性別や年齢などターゲットユーザーの属性情報を確認しましょう。これにより、狙っているユーザーを集められているか確認できます。

想定と異なる属性が多く集まっている場合は、投稿内容の見直しを考えましょう。

Facebook広告の効果測定を行う手段

ここでは、Facebook広告の効果測定を行う手段を3つ解説します。

広告マネージャ

広告マネージャはFacebook広告用の効果測定ツールで、広告の作成や管理に使用できます。

表示項目をカスタマイズして、必要な指標のみを表示することが可能です。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、Google社が提供するWebサイト測定ツールです。無料でも高度な効果測定ができるツールで、Facebook広告の効果測定にも活用できます。

ですが、Facebook広告の効果を測定するにはパラメータ設定が必要です。

関連記事:Google Analytics 4とは? アップデートされた特徴5つから導入方法までをご紹介!

広告効果検証ツール

広告効果検証ツールは、広告の効果を測定・分析するための専用ツールです。直感的で分かりやすい操作が可能で、簡単に広告の効果を可視化・分析できます。

Facebook広告の効果測定結果から最適化を図る方法

ここでは、Facebook広告の効果測定結果から最適化を図る方法を3つ解説します。

関連記事:Facebook広告の費用対効果を上げる方法5選!費用対効果を確かめる手順と対処法を紹介

的確なオーディエンス設定

オーディエンス設定の見直しは、Facebook広告の効果を高めるために有効です。

目的とターゲットの不一致を防ぎ、広告の効果を最大化してくれます。

具体的には、以下のポイントを確認しましょう。

1.オーディエンスのターゲット重複を防止

オーディエンスのターゲットが競合すると、配信効率が低下し広告費用が無駄になる恐れがあります。

そのため、配信前にターゲット重複がないか確認し、重複を避けて配信しましょう。

2.オーディエンスのパターンを複数作成

複数のオーディエンスパターンを作成することでも、ターゲティングの最適化に有効です。

コアオーディエンスでは、条件の組み合わせや除外を活用することで、カスタムオーディエンスを細かく設定できます。

複数のパターンを使うことで、複数のターゲットに向けて効果的な広告配信が可能です。

クリエイティブの改善

そして、クリエイティブの改善については、以下の2点が特に効果的です。

1.Facebookが推奨する画像サイズへの変更

クリエイティブの見栄えは、ユーザーのクリック率に影響を与えます。

そのため、画像のサイズや比率、解像度に着目し、広告が綺麗に表示されるようにしましょう。以下がおすすめの画像サイズです。

Facebookフィードのおすすめサイズ→1:1サイズ正方形

Instagramフィードのおすすめサイズ→1:1サイズ正方形

ストーリーのおすすめサイズ→9:16サイズ縦長長方形

2.ABテストの実施

Facebook広告では、ABテストが可能です。複数のクリエイティブを作成し比較しながら、効率よく効果を確認しましょう。

また、広告のフォーマットも目的に応じて変更可能です。例えば、動きや情報量が多い場合は「動画広告」が向いており、複数商品を紹介したい場合は「カルーセル広告」が向いています。

まとめ

本記事では、Facebook広告で効果測定を行う必要性やKPI、手段などを解説しました。Facebook広告の効果測定を行うことで、自社や市場の現状を把握できる上に、運用改善につながる知見を獲得できます。

また、Facebook広告で効果測定を行うには、Facebook広告の広告マネージャやGoogleアナリティクスなどの手段が有効です。それらを用いて、リーチ数やいいね!数などのKPIを用いて、効果測定を行いましょう。

しかし、Facebook広告の効果測定結果を活かして改善を行っても、アドフラウドの被害に遭ってしまうと、Facebook広告は十分に効果を発揮しません。アドフラウドの被害を不安に感じる方は、Spider AFの無料診断をお試しください。

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